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冬に多い転倒に注意

こんにちは

作業療法士の近藤です

これからブログを通じて健康に関する事やリハビリや看護の視点から生活の中で気を付けた方が良いことなどをアップしたいと思います

まず第一回目は寒いこの時期に多い転倒についてです(^^

冬に多い転倒に注意

      ~意外と多い屋内の転倒~

高齢者(65歳以上)の事故のおよそ  75%は屋内で生じています(国民生活センターの調査)。中でも、転落・転倒が最も高い割合を占めています。また、冬の季節は、転倒のリスクが高まります。

〈冬に事故・転倒が増える原因〉

暖房器具の電気コード厚めのカーペット等の段差で、転倒する   リスクが高まる。

着衣を多く着込むことで身動きが悪くなり、バランスを崩しやすくなる。また、靴下を重ね履きする事で、足底の感覚が鈍くなりやすい。

◎閉じこもりがちになり、日光を浴びる時間が減る事で血中ビタミンD濃度が低下し、骨のカルシウム量の減少や筋力低下が生じやすい。

◎暖かい部屋から、寒いトイレや浴室に行くと、急な寒暖差により、    急な血圧変化でめまいを起こし、転倒するリスクが高まる。また、この環境は心筋梗塞や脳梗塞を生じやすい。

〈対策〉

★電気コードは一つにまとめ、動線上に物やコードを置かないようにする。また、薄めのカーペットを選択し、カーペットの端はめくれないように固定する。

★薄くて保温性の高い着衣を選択する。靴下の重ね履きは控える。

★散歩等の屋外に出かける習慣をつける。

★入浴前は、暖房器具等で浴室を温めておく。

寝室等の居住スペースに、簡単に羽織れる服を準備して置き、トイレ等の移動の際には暖かい恰好をする。

以上、このような事に気を付けてみてください

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