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#82 [ケアマネ向けブログ] 通所リハと通所介護の違いを生活視点で考える

こんにちは、作業療法士の近藤です。

このカテゴリーでは、
生活期支援を考えるうえでの視点を整理しています。

今回は「通所リハと通所介護の違いを生活視点で考える」についてです。

■結論

通所リハと通所介護の違いは制度上の区分だけでなく、
生活にどうつながる関わりができるかで整理することが重要です。
また、通所介護であっても、
退院直後のリハビリに対応できる体制を持つ事業所もあります。

■よくある現場の困りごと

現場では
・退院後は通所リハが良いのか
・通所介護ではリハビリが足りないのではないか
・制度ベースで選択してしまう

といった悩みが多くあります。

👉「制度」で判断してしまい、
👉「中身」を見ていないケースがあります。

■放置した場合のリスク

適切な選択ができないと
・リハビリをしているが生活が変わらない
・活動量が上がらない
・転倒や生活低下につながる

といった状態になります。

👉サービスは入っているが、生活に反映されない状態になります。

■生活期リハの視点

生活期では
👉「何をしているか」ではなく
👉**「生活でどう使えているか」**
が重要です。

例えば
・歩行訓練をしている → 自宅では歩いていない
・運動をしている → 生活で活かされていない

👉この場合、改善は生活に反映されません。

■支援・調整の考え方

通所リハは
・機能改善
・短期的な変化
を目的とした関わりが多い一方で、
通所介護は
・生活の中での活動
・継続的な関わり

に強みがあります。

ただし
👉通所介護でもリハビリに力を入れている事業所では
・退院直後の状態に合わせた関わり
・生活動作に直結したリハビリ
・在宅生活を前提とした調整

が可能です。

「ハートピアの森」は退院直後のリハビリが必要な方のサポートにも力を入れています。

👉「通所介護=リハビリが弱い」とは限りません。

■生活場面での違い(具体)

✔通所リハが合いやすいケース
・退院直後で機能回復を集中的に行いたい
・動作の再獲得を目的としている
・短期間で変化を狙う

✔通所介護が合いやすいケース
・生活の中で動く機会を増やしたい
・外出や活動を維持したい
・⻑期的に安定させたい

✔通所介護でも対応可能なケース(重要)
・退院直後で生活に戻す関わりが必要
・自宅環境に合わせた動作調整が必要
・「できる」を「やっている」に変えたい

👉このようなケースでは、
👉生活視点のリハビリが重要になります。

■関わりを検討したいケース

・退院後、動けているが生活に不安がある
・リハビリをしているが生活が変わらない
・転倒が増えている
こうしたケースでは、
「どのサービスか」ではなく
「どう関わるか」が重要になることがあります。

■関わり方のスタンス

・状態や生活状況に応じて無理のない形で関わりを検討
・生活背景を踏まえたうえで調整
・必要に応じて他サービスと連携

このような関わり方も一つの手段として参考にしていただければ幸いです。

なお、ご家族への説明に使える内容もご用意しています。

以上、近藤でしたっ。