料理と認知予防
こんにちわ、作業療法士の齊藤です。最近料理が好きで洋食、和食と色々な料理を試みています。
作業療法士としての料理はリハビリだけではなく認知症予防のアクティビティの1つとしても挙げられます。
料理と言っても、食材選びや調味料の組み合わせなど様々な作業が必要になります。その過程の中には、脳を刺激したり体を動かしたりと、認知症予防に最適な要素がたくさん含まれています。
*みなさん夕食を作る時を思い出してみてください*
冷蔵庫の中に何が入っていたかな? 昨日はあれを作ったから今日はこれを作ろう!等、段取りを決めたり計画を立てたりと、料理を始める前でも頭を使って考えています。
料理の最中には、あらゆる動作をテキパキと行います。そのため、料理は基本的な身体機能を働かせる活動の一つとも言え、隠し味などの工夫や創作性も加わることで、より脳は活性化されます。
このように、料理は脳を使いながら行うので、活発に働く時間がとても多く常に頭は動いている状態にあります。その上、料理をすることで食に対する興味・関心も高まり健康のために料理するという姿勢にもつながると考えられるのではないでしょうか。
料理は脳の活性化、認知予防にとても良いアクティビティだと言えますね。
ちなみに、認知予防に最も効果のある野菜はブロッコリーなんだとか・・・
作業療法士:齊藤