Blogブログ

#4「ケアマネ向け」 マシン運動=リハビリではない理由

【ケアマネ向け】

こんにちは、作業療法士の近藤です。

今回はマシン運動=リハビリではない理由についてです

1.結論

マシン運動はリハビリの一つの手段ではありますが、

それ自体が生活期リハビリの目的になるわけではありません

重要なのは、運動が生活動作につながっているかどうかです。

2.現場でよくある誤解・状況

「マシンでしっかり運動しているから安心」

「筋力がつけば生活は良くなるはず」

こうした考え方は現場でもよく見られます。

しかし実際には、

・マシンでは動けるが、立ち上がりや歩行が不安定

・運動後に疲労が強く、生活動作が崩れる

・筋力はあるが、動作の使い方が整理されていない

といったケースも少なくありません。

3.ハートピアの森が大切にしている生活期リハの視点

「筋力がある」と「動作が使える」は別

生活期リハビリでは、

どの筋肉がどれだけ動くか

よりも

・その動きが生活の中で安定して使えているかを重視します。

マシン運動は、

・一定の動き   ・一定の姿勢  ・一定の負荷

で行われることが多く、

生活場面とは条件が大きく異なります。

動作としての評価と関わり

ハートピアでは、

立ち上がり・歩行・方向転換などを、動作として評価します。

・どのタイミングで不安定になるか

・疲労が出たときに質がどう変わるか

・環境が変わるとどうなるか

こうした点を踏まえたうえで、

必要に応じて運動を組み合わせます。

4.制度や支援につなげる際の考え方

マシン中心の運動は、

・活動量確保

・習慣づくり

という面では役割を持ちます。

一方で、
退院直後や転倒リスクが高い時期には、

動作確認や環境調整、訪問リハビリとの併用

が重要になる場合もあります。

運動の有無ではなく、生活への影響で判断する

という視点が、支援調整の軸になります。

5.まとめ

マシン運動を行っているかどうかよりも、

生活動作が安定しているか

疲労や不安が生活に残っていないか

デイでの活動が自宅につながっているか

を判断材料にしてみてください。

マシン運動を否定するのではなく、
「今の生活段階に合っているか」を見極めることが大切です。

以上 近藤でしたっ。