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#8【ケアマネ向け】
デイサービスのリハビリで「できること・できないこと」

こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
ケアマネジャーの実務や説明場面で使えるよう、
生活期リハビリの視点から判断の整理を行っています。
今回は、「デイサービスのリハビリでできること・できないこと」
について、支援設計の前提として整理します。

1.結論

デイサービスのリハビリは、
回復のみを目的としたサービスではありません。
一方で、時期や状態によってはです。

2.現場でよくある認識のズレ

・デイ=維持期で回復は期待できない
・デイに行けば自動的に動作は良くなる
・機能訓練=運動量

こうした前提のまま導入すると、

利用者・家族との認識差が生じやすくなります。

3.生活期リハの視点(できること)

デイサービスで担える役割は、
・生活動作(立つ・歩く・座る)の質の調整
転倒・生活崩れの予防
活動量・生活リズムの確保
・退院後や状態変化初期における回復アプローチ

ハートピアの森では、
生活での使われ方を評価の軸にしています。

4.支援設計上の限界

・医療的管理が必要な集中的リハは困難
・進行性疾患では回復より調整が中心
・デイ単独で全ADL改善を担うことは難しい

そのため、訪問リハ等との役割分担と併用設計が重要になります。

5.まとめ

デイサービスのリハビリは、
・回復
・維持
・調整
状態に応じて使い分ける支援です。

最初から役割を限定しすぎず、

「今の生活に何が必要か」という視点で設計することが重要だと考えます。

生活期の支援では、

一つの正解よりも、状況に応じた判断が求められる場面が多くあります。

今回の内容が、

支援調整やサービス選択を考える際の

一つの視点としてお役立ていただければと思います。
以上、近藤でした。