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#9 [家族向け] デイサービスのリハビリで「できること・できないこと」

こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
ご本人やご家族が「今の生活で何を大切に考えればよいか」を、
専門職の視点からできるだけ分かりやすくお伝えしています。

今回は、「デイサービスのリハビリでできること・できないこと」 についてです。

1.結論

デイサービスのリハビリは、
何でも元通りにする場所ではありません。
一方で、生活を楽にする・動きを安定させる。
状態によっては回復を狙うことは十分に可能です。

2.ご家族からよくある誤解

・通えば以前のように動けるようになるのでは
・たくさん運動すれば早く良くなるのでは
・リハビリだから何でもやってもらえるのでは

こうした期待は自然ですが、
実際の役割とは少し違う部分があります。

3.生活期リハの視点(できること)

デイサービスのリハビリでできることは、
・立ち上がり・歩行など生活で使う動きを整える
・転びにくい動き方を身につける
・体力や活動量を保ち、生活の幅を広げる
・退院直後などの時期には、一定の機能回復を狙う
ハートピアの森では、「運動をしたか」ではなく、
家でその動きが使えているかを大切にしています。

4.できないこと・難しいこと

一方で、
・病気や加齢そのものを治すこと
・病院のような集中的な医療リハビリ
・すべての動作を元通りにすること
は難しいのが現実です。

期待が高すぎると、かえって不安につながることもあります。

5.まとめ

デイサービスのリハビリは、
・生活を楽にする
・今の状態を保つ
・状態によっては回復を目指す
という役割を担っています。

「どこまで良くなるか」より「生活が楽になっているか」
を、ぜひ見てください。
在宅生活の中では、
「これで合っているのかな」と迷う場面が少なくありません。

今回の内容が、
ご本人やご家族が考える際の
一つの参考や安心材料になれば幸いです。
以上、近藤でした。