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#10 [ケアマネ向け] 生活期リハビリで一番大切にしたい視点

【ケアマネ向け】
生活期リハビリで一番大切にしたい視点
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
ケアマネジャーの実務や説明場面で使えるよう、
生活期リハビリの視点から判断の整理を行っています。
今回は、
**「生活期リハビリで一番大切にしたい視点」**について、
支援設計を考える際の軸を整理します。

1.結論

生活期リハビリで一番大切なのは、
「できるかどうか」ではなく
「生活の中で使われているかどうか」という視点です。

2.現場でよくある誤解

生活期に入ると、
次のような認識を持たれることがあります。
・動けている=生活に問題はない
・リハビリをしていれば安心
・機能が落ちていなければ大丈夫
しかし実際には、
機能が保たれていても
生活が狭くなっているケースは少なくありません。

3.生活期リハの視点(ハートピアの考え方)

生活期リハで私たちが見ているのは、
・立ち上がれるか
・歩けるか
といった「能力」だけではありません。
・家の中でその動作を使っているか
・外出や役割につながっているか
・無理なく続けられているか
といった生活へのつながりを重視しています。
また、
退院直後や状態変化の初期では、
一定の機能回復を狙う視点も重要になります。

4.支援につなげる際の考え方

支援設計では、
・デイ単独で完結させようとしない
・訪問リハや福祉用具との併用を考える
・状態に応じて「回復・維持・調整」を切り替える
ことが、結果的に生活の安定につながります。

5.まとめ

生活期リハビリで大切なのは、
機能を測ることより、生活を見続けることです。
その視点があることで、
サービス選択や支援調整にも
柔軟さが生まれると考えています。
生活期の支援では、
一つの正解よりも、状況に応じた判断が求められる場面が多くあります。
今回の内容が、
支援調整やサービス選択を考える際の
一つの視点としてお役立ていただければと思います。
以上、近藤でした。