#25 [家族向け」 在宅生活を続けるために必要な「動作」の考え方
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
在宅生活を続けるうえでの考え方を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。
今回は
**「在宅生活を続けるために必要な“動作”の考え方」**についてです。
1.結論
在宅生活を続けるために大切なのは、
“きれいに動けること”ではなく、
安全に、無理なく続けられる動きです。
2.よくあるご家族の声
「歩き方が変だから心配です」
「前より動きが遅くなりました」
「もっと元通りに近づけませんか?」
こうしたお気持ちはとても自然です。
しかし生活期では、
「理想の動き」に戻すことよりも、
今の生活を安定させることが大切になります。
3.生活期リハビリの視点
たとえば、
・手すりを使えば安全に立てる
・杖があれば外に出られる
・時間はかかるけれど自分でトイレに行ける
こうした動きは、
完璧ではなくても、
在宅生活を支える十分な力を持っています。
ハートピアの森では、
回復が見込める時期には機能回復も目指します。
一方で、
無理をして疲れが残る、
転倒リスクが高まるような動きは選びません。
「できるようになること」と
「続けられること」は、少し違います。
4.家で見るポイント
ご自宅では、
・転んでいないか
・疲れすぎていないか
・デイの翌日に動きが落ちていないか
・表情や意欲が保たれているか
を見てみてください。
動きが少しゆっくりでも、
生活が安定していれば、それは大きな意味があります。
5.まとめ
在宅生活を続けるための動作は、
「元通りにすること」よりも、
「安全に続けられること」が大切です。
在宅生活の中では、
「これで合っているのかな」と迷う場面が少なくありません。
今回の内容が、
ご本人やご家族が考える際の
一つの参考や安心材料になれば幸いです。
以上、近藤でしたっ。




