#40 [ケアマネ向け] 認知症が進む前に見られる生活の変化
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
生活期支援を考えるうえでの視点を整理しています。
今回は「認知症が進む前に見られる生活の変化」についてです。
■結論
認知症の進行は、
記憶の変化よりも生活の行動変化として先に現れることがあります。
そのため、
生活の中で起きている小さな変化に気づくことが重要になります。
■よくある現場の困りごと
認知症の初期では、
・会話はしっかりしている
・受け答えも問題ない
・本人も困っていないと言う
こうした状態が多く、
支援の必要性が判断しにくいことがあります。
一方で生活の中では、
・外出が減る
・活動量が落ちる
・生活の役割が減る
といった変化が見られることがあります。
■放置した場合のリスク
生活の変化が続くと
・活動量の低下
・生活範囲の縮小
・社会的な関わりの減少
につながります。
その結果、
👉認知機能の低下が加速する
ケースも見られます。
■生活期リハの視点
生活期では
👉**「認知機能」よりも
👉生活の行動」を見る**
ことが重要です。
例えば
・外出回数が減っている
・家事をやらなくなっている
・生活リズムが崩れている
こうした変化は、
認知症の進行と関係することがあります。
また
👉**「できるか」ではなく「生活で続いているか」**
という視点も大切になります。
■支援・調整の考え方
・生活リズムを整える
・外出や活動の機会を作る
・社会的な関わりを維持する
👉生活の中での活動を維持することが重要です。
■関わりを検討したいケース
・外出が減っている
・家事などの役割が減っている
・日中の活動量が少なくなっている
こうした変化が見られる場合、
生活環境の中での関わりを検討することが
在宅生活の安定につながることがあります。
■関わり方のスタンス
・状態や生活状況に応じて無理のない形で関わりを検討
・生活背景を踏まえたうえで調整
・必要に応じて他サービスと連携
こうした関わり方も、
在宅生活を維持していくうえでの一つの手段になります。
今回の内容が、
支援を検討する際の参考になれば幸いです。
なお、ご家族への説明に使える内容もご用意しています。
以上、近藤でしたっ。




