#56 [疾患別リハビリ] パーキンソン病のすくみ足を防ぐ環境調整
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
疾患や症状に対して
「生活の中でどう支えるか」という視点で整理しています。
今回は「パーキンソン病のすくみ足を防ぐ環境調整」についてです。
■結論
パーキンソン病の「すくみ足」は、
動き方だけでなく環境によって起こりやすくなることがあります。
そのため、
生活環境を整えることで
動きやすさや安全性が変わることがあります。
■危険
すくみ足が起こりやすい場面では
・歩き始め
・方向転換
・狭い場所
といった状況が多く見られます。
また
・焦って動く
・人が多い場所
・物が多い環境
といった条件が重なると、
動きが止まりやすくなることがあります。
この状態で無理に動こうとすると、
転倒につながることがあります。
■注意
すくみ足は
・段差
・ドアの入り口
・方向転換
など、
生活の中の場面で起こりやすい特徴があります。
また
・疲れているとき
・薬の効果が弱くなっているとき
にも起こりやすくなります。
そのため、
日によって動きが違うこともあります。
■できること
生活の中では
・歩く通路を広くする
・床に物を置かない
・動線をシンプルにする
といった環境調整が役立ちます。
さらに
・歩くときに目標物を作る
・床のラインを目印にする
・リズムを使って歩く
といった工夫で
動きやすくなることがあります。
また
・急がない
・一度止まってから動く
といった動き方も大切です。
■まとめ
パーキンソン病のすくみ足は、
動き方だけでなく
環境の影響を受けやすい症状です。
生活環境を整えることで
・歩きやすさ
・安全性
が変わることがあります。
疾患や症状があっても、
生活の中でできる工夫や関わり方は必ずあります。
今回の内容が、
在宅生活を考えるうえでの
具体的なヒントになれば幸いです。
以上、近藤でしたっ。




