#66 [ケアマネ向け] リハ職がいるデイを選ぶ意味
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
生活期支援を考えるうえでの視点を整理しています。
今回は「リハ職がいるデイを選ぶ意味」についてです。
■結論
リハ職がいるデイの価値は、
運動を提供することではなく、生活の変化を見て調整できる点にあります。
同じサービスでも、
「生活へのつながり方」が変わることがあります。
■よくある現場の困りごと
デイサービス利用中に
・通っているが生活が変わらない
・転倒が増えてきている
・活動量が落ちている
といったケースがあります。
こうした場面では
👉何が起きているのか分からない
という状況になることも少なくありません。
■放置した場合のリスク
状態の変化に気づかず進むと
・転倒の増加
・活動量の低下
・生活範囲の縮小
につながることがあります。
結果として
👉サービスは入っているが状態は悪化している
というケースも見られます。
■生活期リハの視点
リハ職が関わることで
👉**「変化を具体的に捉える」ことができます。**
例えば
・歩幅が少しずつ小さくなっている
・立ち上がりに時間がかかるようになっている
・方向転換で一度止まるようになっている
👉こうした変化は、
転倒や生活低下の前兆になることがあります。
また
👉「できるか」ではなく
👉「生活の中でどう使われているか」
を見ることが特徴になります。
■支援・調整の考え方
リハ職がいることで
・生活動作に合わせた評価
・動き方の調整
・環境へのアプローチ
が行われます。
例えば
・トイレ動作が不安定 → 動線や立ち上がりを調整
・歩行は可能 → 外出が減少 → 活動機会を調整
👉「運動」ではなく
👉生活に戻す関わりになります。
■関わりを検討したいケース
・歩き方が少しずつ変わってきている
・転倒が増えてきている
・生活の動きが減っている
こうした変化が見られる場合、
生活の中での評価と調整が重要になることがあります。
■関わり方のスタンス
・状態や生活状況に応じて無理のない形で関わりを検討
・生活背景を踏まえたうえで調整
・必要に応じて他サービスと連携
こうした関わり方も、
在宅生活を維持していくうえでの一つの手段になります。
今回の内容が、
支援を検討する際の参考になれば幸いです。
なお、ご家族への説明に使える内容もご用意しています。
以上、近藤でしたっ。




