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#70 [疾患別リハビリ] 変形性膝関節症:膝が痛い人がやってはいけない運動

こんにちは、作業療法士の近藤です。

このカテゴリーでは、
疾患や症状に対して
「生活の中でどう支えるか」という視点で整理しています。

今回は「膝が痛い人がやってはいけない運動」についてです。

■結論

膝の痛みがある場合、
負担のかかり方を考えずに運動を行うと、かえって痛みが強くなることがあります。

そのため、
運動量よりも「膝にどのような負担がかかっているか」を意識することが重要です。

■危険

無理な運動を続けると
・痛みの悪化
・炎症の持続
・動くこと自体が減る
といった状態につながります。

結果として
👉動かない → 筋力低下 → さらに痛む
という悪循環になることがあります。

■注意

膝の痛みがある方でも
・運動しているときは頑張れてしまう
・その場ではできてしまう
ことがあります。

しかし
👉あとから痛みが強くなる
ケースが多く、
👉「できる=やっていい」ではない
点が重要です。

■なぜこのような症状が起きるのか

膝の痛みは
・関節への負担の増加
・軟骨や周囲組織へのストレス
・筋力や使い方の偏り

によって起こることがあります。

特に
・体重が強くかかる
・膝が深く曲がる
・同じ動きを繰り返す
といった動きは、
膝への負担を増やしやすくなります。

■生活の中で実際に起きていること

現場では
・階段の上り下りで痛みが強くなる
・しゃがんだあと立つときに痛む
・⻑く歩いたあとに痛みが出る
といった場面が見られます。

また
・運動した日は夜に痛みが出る
・翌日に動きにくくなる
といったケースも多くあります。

■このまま進むとどうなるか(予測)

無理な運動を続けると
・痛みが慢性化する
・動くことを避けるようになる
・筋力が低下する
といった状態になります。

さらに進むと
・歩行距離の低下
・外出機会の減少
につながり、
👉活範囲が狭くなる可能性があります。

■やってはいけない運動(具体例)

・深くしゃがむ運動
・ジャンプや強い踏み込み
・⻑時間の歩きすぎ
・痛みを我慢して続ける運動

👉「負担が強い・繰り返しが多い」運動は注意が必要です。

■できること

生活の中では
・痛みが出ない範囲で動く
・回数よりも負担を調整する
・疲れたら休む

ことが大切です。

また
・椅子の高さを調整する
・手すりを使う
・動作をゆっくり行う

といった工夫も有効です。

■まとめ

膝の痛みがある場合、
運動は重要ですが、
👉「何をやるか」より
👉「どう負担がかかるか」
が大切になります。

無理を続けるのではなく、
続けられる形で関わることが重要です。

疾患や症状があっても、
生活の中でできる工夫や関わり方は必ずあります。

今回の内容が、
在宅生活を考えるうえでの
具体的なヒントになれば幸いです。

以上、近藤でしたっ。