#6「ケアマネ向け」 半日型と1日型デイサービスの使い分け
【ケアマネ向け】
こんにちは、作業療法士の近藤です。
今回は半日型と1日型デイサービスの使い分けについてです。
1. 結論
半日型と1日型は、
「どちらが良いか」ではなく、「今の生活段階に合っているか」
で使い分けます。
生活が安定しているかどうかが、判断の軸になります。
2. 現場でよくある誤解・状況
半日型は「軽度向け」、
1日型は「重度向け」、
といった区分で選ばれることがあります。
しかし実際には、
・要支援でも生活が不安定な方
・要介護でも役割を持ち、活動的に暮らしている方
も多く、区分や重さだけでは適切な選択はできません。
3.ハートピアの森が大切にしている生活期リハの視点
半日型が合いやすいケース
半日型は、
・生活動作の質を集中的に確認したい
・疲労が強く、長時間の利用が負担になる
・退院後、生活の再構築を始める段階
といったケースで有効です。
短時間だからこそ、
立ち上がりや歩行などの動作の安定性を丁寧に確認できます。
1日型が合いやすいケース
1日型は、
・日中の活動量を確保したい
・生活リズムを整えたい
・家に閉じこもりがちになっている
といった場合に役割を発揮します。
運動だけでなく、人との関わりや役割づくりを含めて、
生活全体を整える視点が重要になります。
使い分けの判断ポイント
判断の際に見ているのは、
・利用後に疲れが残りすぎていないか
・デイでの様子が自宅生活につながっているか
・活動量が増えても生活が崩れていないか
半日型・1日型の切り替えは、
生活の反応を見ながら柔軟に行うことが現実的です。
3. 制度や支援につなげる際の考え方
半日型・1日型は固定するものではなく、
退院直後は半日型
生活が安定してきたら1日型
といった段階的な利用も選択肢になります。
訪問リハビリとの併用や利用頻度の調整も含めて、
生活に合った支援構成を検討します。
4. まとめ
半日型と1日型の使い分けでは、
「どれだけ通うか」よりも、
・生活が回っているか
・疲労や不安が残っていないか
・活動が自宅につながっているか
を判断材料にしてみてください。
切り替えは失敗ではなく、生活に合わせた再調整です。
以上 近藤でしたっ☆




