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#14 [疾患別リハビリ] 脳梗塞後のデイサービスで変わる3つのこと

こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
病気や症状の説明だけでなく、
**「実際の生活がどう変わるのか」**を大切にしてお伝えしています。
今回は、
「脳梗塞後のデイサービスで変わる3つのこと」について、

ご家族にもわかりやすくお話しします。

1.結論

脳梗塞後にデイサービスを利用すると、
大きく変わりやすいのは次の3つです。
1. 転びにくい体の使い方
2. 日中の活動量
3. 生活リズム
「どこまで麻痺が治るか」だけではなく、
生活がどう安定するかが重要なポイントになります。

2.よくあるご家族の疑問

「どこまで回復しますか?」
「麻痺は元に戻りますか?」
もちろん回復を目指すことは大切です。
ただ、生活期では
・安全に動けているか
・家で困らず過ごせているか
・無理をしていないか
も同じくらい大切になります。

3.変わること① 転びにくい動き方

脳梗塞のあとに多いのが、
・立ち上がりが不安定
・片側に体が傾く
・段差でつまずく
といった動きの不安です。
デイでは、
・立ち上がりの練習
・歩くときの体重のかけ方
・麻痺側の使い方
を丁寧に確認します。
結果として、
「転びにくくなる」ことが生活の安心につながります。

4.変わること② 活動量

退院後は、
・家にいる時間が長くなる
・動く量が減る
・すぐ疲れる
ということがよくあります。
活動量が減ると、
・体力が落ちる
・気持ちが落ち込む
・再発のリスクが高まる
可能性もあります。
デイに通うことで、
・週に数回の外出
・定期的な運動
・人との会話
が生まれ、
生活に動きが戻ります。

5.変わること③ 生活リズム

脳梗塞後は、
・朝起きられない
・昼夜が逆になる
・食事時間が不規則になる
こともあります。
デイに通うことで、
・決まった時間に起きる
・日中活動する
・夜に眠りやすくなる
といった変化が起こります。
これはご家族の負担軽減にもつながります。

6.機能回復について

発症から間もない時期は、
機能回復を狙える大切な期間
でもあります。
ハートピアの森では、
・麻痺側をしっかり使う練習
・動作の質を高める練習
・ご自宅での動きにつなげる練習
を行い、回復も目指します。
ただし、

回復だけを追いかけるのではなく、
「今の体でどう生活を続けるか」も同時に考えます。

7.まとめ

脳梗塞後のデイサービスで変わるのは、
・転びにくい体の使い方
・活動量
・生活リズム
この3つです。

麻痺の程度だけではなく、
生活が安定しているかどうかを見ることが大切です。

疾患や症状があっても、

生活の中でできる工夫や関わり方は必ずあります。

今回の内容が、
在宅生活を考えるうえでの
具体的なヒントになれば幸いです。
以上、近藤でした。