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#17 [家族向け] リハビリ=運動ではないと考える理由

こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
在宅生活を続けるうえでの考え方を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。
今回は
「リハビリ=運動ではないと考える理由」についてです。

1.結論

リハビリは「たくさん体を動かすこと」ではなく、
生活を少しでも楽に、安定させるための取り組みです。

2.よくあるご家族のイメージ

「リハビリ=体操やマシン運動」
そんなイメージを持たれている方も多いと思います。

もちろん運動は大切です。
筋力や体力を保つことは、生活の土台になります。
しかし、
運動が増えても、
・家の中で転びやすい
・トイレ動作が不安定
・外出が減っている
といった状態では、
生活は安心できるとは言えません。

3.生活期リハビリの視点

生活期で私たちが見ているのは、
・立ち上がりが安定しているか
・歩き方が安全か
・疲れすぎていないか
・家での役割が保てているか

といった“生活とのつながり”です。
運動はあくまで手段です。

目的は、
・転ばずに暮らせる
・自分でできることが続く
・家族の不安が減る

ことです。
ハートピアの森では、

必要な場合は機能回復も目指します。
ただし、

運動量を増やすこと自体を目的にはしていません。
「生活で使える動きになるかどうか」を大切にしています。

4.デイを選ぶときの見方

見学の際には、
・どんな運動をしているか
だけでなく、
・生活動作にどうつなげているか
・帰宅後の様子をどう確認しているか

を聞いてみてください。
そこに説明があるかどうかが、
大きなポイントになります。

5.まとめ

リハビリは、
単なる運動の時間ではありません。
生活を守るための準備であり、
調整であり、支えです。

在宅生活の中では、
「これで合っているのかな」と迷う場面が少なくありません。
今回の内容が、
ご本人やご家族が考える際の
一つの参考や安心材料になれば幸いです。
以上、近藤でしたっ。