#19 [家族向け] 病院でのリハビリと生活期リハビリの違い
こんにちは、作業療法士の近藤です。
このカテゴリーでは、
在宅生活を続けるうえでの考え方を、
できるだけわかりやすくお伝えしています。
今回は
**「病院リハビリと生活期リハビリの違い」**についてです。
1.結論
病院のリハビリは「回復を目指す場」、
生活期のリハビリは「生活を続けるための支え」です。
どちらも大切ですが、目的が少し違います。
2.よくあるご家族の疑問
「病院では毎日リハビリしていたのに、
デイでは時間が短いのはなぜですか?」
「病院のほうが専門的なのでは?」
こうした疑問をいただくことがあります。
病院では、
手術後や発症直後の回復期に、
集中的に機能改善を目指します。
一方、退院後は
「生活をどう安定させるか」が中心になります。
3.生活期リハビリの視点
生活期では、
・自宅で安全に動けているか
・転倒の危険がないか
・外出や役割が保てているか
・ご家族の負担が増えていないか
を見ています。
病院では「できるようにする」ことが中心。
生活期では「できていることを守り、広げる」ことが中心です。
ハートピアの森では、
必要な時期には機能回復も目指します。
ただし、
生活につながらない改善は意味を持ちません。
「生活で使える動き」になるかどうかを大切にしています。
4.退院後のリハビリの考え方
退院直後は、
・疲れやすさ
・日内変動
・環境の変化
が影響しやすい時期です。
そのため、
病院と同じやり方をそのまま続けるのではなく、
生活に合わせて調整する必要があります。
量よりも、
生活へのつながりが重要になります。
5.まとめ
病院リハビリは回復を目指す場。
生活期リハビリは生活を守る場。
目的が違うからこそ、関わり方も変わります。
在宅生活の中では、
「これで合っているのかな」と迷う場面が少なくありません。
今回の内容が、
ご本人やご家族が考える際の
一つの参考や安心材料になれば幸いです。
以上、近藤でしたっ。




