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#50 [ケアマネ向け] 歩けるのに転ぶ人の特徴

こんにちは、作業療法⼠の近藤です。

このカテゴリーでは、
⽣活期⽀援を考えるうえでの視点を整理しています。

今回は「歩けるのに転ぶ⼈の特徴」についてです。

■結論

歩⾏ができている⽅でも、
⽣活の中では転倒リスクが⾼いケースがあります。

そのため、
「歩けるかどうか」だけで安全性を判断することは難しい場⾯があります。

■よくある現場の困りごと

転倒が続くケースでは
・歩⾏は⾃⽴している
・移動も問題なく⾒える
・⽇常会話も問題ない
という状態が多く⾒られます。

そのため、
「なぜ転ぶのか」
という疑問が出ることも少なくありません。

■放置した場合のリスク

転倒が続くと
・⾻折
・⼊院
・活動量の低下
につながることがあります。

⼀度の転倒をきっかけに、
在宅⽣活の継続が難しくなるケースもあります。

■⽣活期リハの視点

⽣活期では
👉**「歩けるか」ではなく
👉「⽣活の中で安全に動けているか」**

が重要になります。

例えば
・急いで動く
・⽅向転換が多い
・段差や物が多い環境

こうした⽣活環境の中では、
転倒リスクが⾼くなることがあります。

また
👉「できる」動作と
👉「⽣活の中で⾏う動作」
は必ずしも⼀致しません。

■歩けるのに転ぶ⼈の特徴

例えば
・動作が急いでいる
・注意⼒が落ちている
・疲れてくると動きが崩れる

こうした特徴が重なると、
転倒につながることがあります。

■⽀援・調整の考え⽅

・⽣活環境を整理する
・安全な動き⽅を習慣化する
・活動量と疲労のバランスを⾒る

👉⽣活の中での動き⽅を整えることが重要になります。

■関わり⽅のスタンス

・状態や⽣活状況に応じて無理のない形で関わりを検討
・⽣活背景を踏まえたうえで調整
・必要に応じて他サービスと連携
こうした関わり⽅も、
在宅⽣活を維持していくうえでの⼀つの⼿段になります。

今回の内容が、
⽀援を検討する際の参考になれば幸いです。
なお、ご家族への説明に使える内容もご⽤意しています。
以上、近藤でしたっ。