Blogブログ

#52 [ケアマネ向け]デイに通っているのに生活が変わらない理由

こんにちは、作業療法⼠の近藤です。

このカテゴリーでは、
⽣活期⽀援を考えるうえでの視点を整理しています。

今回は「デイに通っているのに⽣活が変わらない理由」についてです。

■結論

デイサービスを利⽤していても、
⽣活の中での⾏動が変わらなければ⽣活の変化は起こりにくいこと
があります。

そのため、
サービスの利⽤だけでなく、
⽣活とのつながりをどう作るかが重要になります。

■よくある現場の困りごと

現場では
・デイには通っている
・リハビリも⾏っている
・⼤きな問題はない
という状態でも、
・活動量が増えない
・外出が増えない
・⽣活範囲が広がらない
といったケースがあります。

そのため、
「サービスを利⽤しているのに⽣活が変わらない」
と感じる場⾯も少なくありません。

■放置した場合のリスク

⽣活の変化が⾒られない状態が続くと
・活動量の低下
・⽣活範囲の縮⼩
・意欲の低下

につながることがあります。

結果として、
👉サービスを利⽤していても⽣活が停滞する
という状況になることがあります。

■⽣活期リハの視点

⽣活期では
👉**「サービスの時間」より
👉「⽣活の時間」**
を⾒る必要があります。

例えば
・デイの⽇だけ活動量が増える
・それ以外の⽇は動かない

という場合、
⽣活全体としては変化が起こりにくくなります。

また
👉**「できる」ではなく
👉「⽣活の中でやっているか」**
という視点も重要になります。

■⽀援・調整の考え⽅

⽣活の変化につなげるためには
・⽣活動作につながる活動
・外出や役割の維持
・⽣活リズムの調整

といった関わりが必要になります。

つまり
👉デイサービスを利⽤すること⾃体より
👉⽣活の中での活動をどう増やすか

がポイントになります。

■関わり⽅のスタンス

・状態や⽣活状況に応じて無理のない形で関わりを検討
・⽣活背景を踏まえたうえで調整
・必要に応じて他サービスと連携
こうした関わり⽅も、
在宅⽣活を維持していくうえでの⼀つの⼿段になります。

今回の内容が、
⽀援を検討する際の参考になれば幸いです。
なお、ご家族への説明に使える内容もご⽤意しています。
以上、近藤でしたっ。