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失語症(話す)のリハビリ

こんばんは、言語聴覚士の中島です。

今週は雨が多く、梅雨らしい一週間でしたね。

さて、以前「ことば」の障害の失語症や構音障害について、お話させて頂きました。
今回は失語症の「話す」リハビリについてお話せて頂きます。

よく失語症のリハビリでは絵カードと文字のカードを使ったりして、言葉が出てきやすくなるようにしていきます。

私も、絵カードを使ってリハビリを行ないます。ですが、絵カードでは個人個人に合わせた言葉をリハビリするのは難しいです。

最近では、絵カードだけでなく、利用者様のご自宅を一緒に歩いて家の中にあるモノを私が指さして、モノの名前を言ってもらいます。
言えない時は文字を見せたりして、モノの名前言ってもらいます。

そうすることで、その利用者様にとって必要な言葉がでてきやすくなり、コミュニケーションがとりやすくなります。

訪問でご自宅に行けるからこそ、できる方法ですね。

次回は「構音障害」のリハビリについてお話させていただきますね。