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生活期脳卒中利用者への下肢装具

 

こんにちは、ハートピアの森リハビリ訪問看護ステーションの近藤(理学療法士)です😊

先週は脳卒中片麻痺への膝装具の歴史についてお伝えしました😊

今回は、在宅生活でよくある質問で…

装具はなるべく使わない方が良いのか❓
筋肉が落ちてしまわないか❓
麻痺の改善が止まってしまわないか❓
などがあります😢

脳卒中理学療法ガイドライン(第1版)では、
Question
【装具を用いた歩行練習は運動機能の改善を疎外しませんか?】
Answer
【装具利用は、推奨グレードA】

推奨グレードAとは…
行うように勧められる強い科学的根拠がある

機能改善を疎外しない
むしろ努力性歩行が減少し、エネルギー効率が良くなる❗️
積極的な利用が進められています♫

病院で装具を作成して、早期から歩行練習をして在宅復帰出来た❗️

でも…
装具はいつまで着けているの❓
サイズが合わなくなってきたけど…
と言った内容がよくあります。

装具を用いると活動量が増えることで全身耐久性が向上する
そして、生活範囲が広がっていく
その先に、活動・参加へと繋がっていく✨

バックキャスティング💪
「ありたい姿を創造し、その実現のために、いまなすべきことを考える」

リハビリテーションの目標をどこに定めるかで、
自ずとリハビリの介入・関り方も、優先順位が見えてきますね🎶