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第37回東海北陸理学療法学術大会

 

こんにちは、ハートピアの森の理学療法士の近藤です😃

10月30日に第37回東海北陸理学療法学術大会が開催されました。
WEBでの参加、LIVE配信とオンデマンド配信があるため、学会後も一定期間特別講演など聴講が可能です❗️

後日も復習が出来るのはとても有難いですね♬

その1
脳卒中関連のサルコペニア
脳卒中患者に関してサルコペニアの割合は、地域在住14.1%、回復期入院時53.6%を占めている🤔

1.BMI
2.低栄養リスク
3.嚥下障害の状態を把握する、
そして栄養摂取量に注意していく。

急性期脳卒中患者の栄養摂取量と自宅退院可否は、
20.7kcal/kg/dayがCut off値になるようです。
体重50kgの方でしたら・・・
1035kcal/dayが最低必要。

在宅での栄養管理は、家族の食事準備やコスト面、
また優先順位もハードルが高い環境ですが、
訪問時も確認は必要と感じます。
まずは、スクリーニング、体重管理から♬

その2
脳卒中患者でサルコペニア有無で、効果のある運動負荷量が異なる🤔

以前、リハビリ時に効果的な運動強度(上限下限)が大切とお伝えしました。
更に栄養状態によって、ターゲット負荷量も異なる報告がありました。

身体機能への影響に・・・
栄養状態に加えて
サルコペニア無では、強い身体活動強度・量が必要。
一方で、サルコペニア有では低い身体活動強度・量が必要。

サルコペニア有の患者には、高強度よりも低強度の身体活動強度・量が重要と❗️

そもそも、在宅で重症・生活に困っている方は、運動負荷を上げることが困難で低負荷となりがちですが…

やはり、日頃から出来る範囲で歩く・体操等の声掛け・意識づけは大切と感じます♬

新しい知見を得られる学会は、領域・ステージを問わず貴重ですね💪