リハビリテーションとは
こんにちは
ハートピアの森リハビリセンターの作業療法士 近藤です。
今回は「 リハビリテーションとは 」について書きたいと思います。
皆様は「リハビリ」という言葉どういう意味かご存知でしょうか??
最近は、「リハビリ」という言葉も聞きなれ、世間一般的に浸透してきたのかなぁと思います。
「転ばない為にリハビリしなきゃ」「歩けるようになるためにリハビリがんばって」
と、こんなフレーズをよく耳にします。
ここで一度リハビリとはなんぞや について考えてみたいと思います。
そもそも本来は「リハビリテーション」というのが正式名称です。
世界保健機関:WHOが定めるリハビリテーションの定義とは
以下の内容になります
「リハビリテーションとは能力低下の場合に機能的能力が可能な限り最高の水準に達するように個人を訓練あるいは再訓練するため、医学的・社会的・職業的手段を併せ、かつ調整して用いること」 WHO/1968年
難しい言葉がありますが、 『全人間的復権』 と訳されることが多いです。
要は
この2点がリハビリテーションなのではないかと考えます。
要するに 機能訓練=リハビリ ではないんです!
リハビリというと、病院で行われている歩く練習などの機能訓練の光景を思い浮かべる方が多いでしょう。
では人は何のために歩くのでしょうか?
ただ歩くだけが目的ではないはずです。
そこには、
スーパーに買い物に行くために歩く
トイレに行くために歩く
など 日常生活を送るうえで、必要だから歩く のです。
リハビリとは、単に訓練をさす言葉ではなく、障害を持った方が可能な限り元の生活を取り戻す事を意味するのです
ハートピアの森デイサービスで大切にしている事
ただ、歩けるようになるために筋肉をつける・歩く練習をする
それだけを目的とするのではなく
歩けるようになったら、
お孫さんと一緒に買い物に行けるようになる。
スーパーで自分の食べたいものを買う
などと
ご利用者さま自身の生活を送るうえでの可能性を広げる関わりをハートピアの森は大切にしています。
リハビリのご相談は 作業療法士 近藤まで~
では~